建勲神社は明治天皇の命によって建立された神社です。

建勲神社 桜

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建勲神社(たけいさおじんじゃ)
 建勲神社は「たけいさおじんじゃ」と読むのが正しいのですが、京都では「けんくんじんじゃ」の名で親しまれています。北大路通にある市バス停留所の建勲神社前も「けんくんじんじゃまえ」となっています。

 京都の市街地北部の標高112メートルの船岡山に建つ建勲神社は、明治天皇が明治2年に織田信長を祀る神社を建立するよう宣旨したのが始まりで、最初は織田家にゆかりのある東京の地に創建した神社を明治8年に京都の船岡山に遷座しました。本能寺の変で二条城で自刃したと伝わる織田信敏も織田信長とともに合祀されています。

 4月初旬には船岡東通に面した建勲神社の大鳥居の横に並ぶように桜が咲いています。この木だけで組み立てられた大鳥居は高さが7.4メートルもあると解説されています。大鳥居から入って正面の大平和敬神への石段の両側に白い桜が迎えてくれます。大鳥居をくぐり左に東参道へ向かう広い道の両側にも桜が満開です。建勲神社の境内全体に桜が植えられていて、桜を眺めながら本殿に向かう階段と坂道を歩きます。本殿の前の拝殿の脇には1本の紅枝垂桜がピンクの花の枝を垂れています。

 建勲神社が建つ船岡山の頂上近くは船岡山公園となっていて、京都を取り囲む北山や東山連峰、比叡山や大文字山、近くの左大文字山がきれいに見渡せます。

 建勲神社の桜をクリックすると別サイトが開きます。

建勲神社の所在地
 京都市北区紫野北舟岡町49
建勲神社の参拝
 
境内参拝自由
建勲神社の御祭神
 
織田信長、織田信忠
建勲神社へのバス
 市バス「建勲神社前」下車徒歩約5分