平安神宮（へいあんじんぐう）
京都を代表する神社・平安神宮は明治28年（1895）に平安奠都1100年を記念して創建され、平安京を創始した桓武天皇と平安京最後の天皇・孝明天皇をお祀りしてあります。
社殿は、平安京の政庁の中心であった朝堂院（ちょうどういん）を、約８分の５の大きさで復元しています。
岡崎の神宮道を跨ぐ国の登録有形文化財の大鳥居をくぐると、緑色の瓦を乗せ、朱に塗られた二層の応天門があります。
中央正面の外拝殿は大極殿（だいごくでん）で一層入母屋造（いりもやづくり）の大きな建築物です。大極殿から左右にのびる回廊の両端に楼閣があり、東は蒼龍楼（そうりゅうろう）、西は白虎楼（びゃっころう）で平安京を忠実に復元されています。
本殿の背後には約３万平方メートルもの広い神苑があり有料（600円）で公開されています。４つの池を中心とした池泉回遊式（ちせんかいゆうしき）の庭園は桜、菖蒲、睡蓮など各季節ごとの花を観賞でき、国の名勝に指定されています。
京の都が華やかだった平安時代の風俗絵巻が10月22日の時代祭で、京都御所から平安神宮までの都大路に繰り広げられます。
平安神宮の場所 京都市左京区岡崎西天王町
参拝、拝観時間 午前６時～午後６時
平安神宮神苑拝観時間
午前８時～午後５時半（但し冬季は午後４時半迄）
平安神宮神苑の拝観料 600円
平安神宮への電車とバス
●地下鉄東西線「東山」下車徒歩約10分
●市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車 徒歩約３分
（京都駅前から５系統又は100系統）
駐車場
京都市営岡崎公園駐車場が平安神宮の南東にあります。
普通車１時間500円で、それ以降は30毎に200円追加料金が必要です。
