大沢池(おおさわのいけ)
大覚寺の東側に周囲が約1㎞の「大沢池」が広がります。庭園に池が造られたのは、この大沢池が日本では最初と伝えられます。
春の大沢池は桜が美しく咲き揃います。心経宝塔を飾るように咲く桜が池面に映る絶景を楽しめます。
大沢池は昔から月見の名所として知られ、今でも中秋の名月の夜には池に舟を浮かべて観月の夕べが催されています。
大沢池は中国の洞庭湖(どうていこ)を模して作られたもので、洞庭湖とは中国湖南省の北東部に広がる淡水湖で、面積は2,820km²もあり、中国では江西省北部にある鄱陽湖に次ぐ大きな湖です。日本の千葉県にも同名の洞庭湖があり、農業用貯水池で中国の洞庭湖をにちなんで名づけられています。
別サイトの大沢池の桜の写真もご覧ください。
大沢池の所在地
京都市右京区嵯峨大沢町4
大覚寺境内の東側
大覚寺と大沢池の拝観
大人 500円
小中高生・子供 300円
拝観時間 午前9時~午後5時
大覚寺・大沢池へのバス
市バス・京都バスで「大覚寺」下車